演題

OP-216-2

食道切除後右側結腸再建におけるICG蛍光造影を用いた術中血流評価

[演者] 松本 知拓:1
[著者] 神谷 欣志:1, 村上 智洋:1, 尾崎 裕介:1, 高橋 善明:1, 宮崎 真一郎:1, 川端 俊貴:1, 菊池 寛利:1, 平松 良浩:1, 太田 学:1, 坂口 孝宣:1, 今野 弘之:1
1:浜松医科大学第二外科

【はじめに】食道癌手術後の合併症予防には再建臓器の良好な血流の確保が重要である。当科では胃切除後等に対する食道切除後の再建臓器は右側結腸を第一選択としており、術前に結腸の血管解剖を検討しているが、栄養血管である中結腸動脈を介した回盲部の血流評価は術中の所見に依存する。当科ではindocyanine green蛍光血管造影法(ICG-FA)を用いた血管造影検査によって術中に再建臓器の血流を評価している。【対象と方法】2010年9月~2014年9月に8例に右側結腸再建を施行した。【結果】全例でシミュレーション通りの血管解剖を同定、右結腸動脈を3例に認めた。右結腸動脈の有無によらず7例がICG-FAで中結腸動脈からの良好な血流を確認できた。ICG-FAで血流が十分に確認できなかった1例は胃管再建へ術式変更を行った。1例で頸部食道吻合部の縫合不全を認めた他は術後経過は良好であった。【結語】ICG-FAは再建臓器の血流を術中に評価でき術式決定に有用である。
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