演題

OP-216-1

食道癌術後縫合不全に対するCT検査の有用性に関する検討

[演者] 庄司 佳晃:1
[著者] 竹内 裕也:1, 川久保 博文:1, 中村 理恵子:2, 高橋 常浩:2, 和田 則仁:1, 才川 義朗:1, 大森 泰:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科, 2:慶應義塾大学病院腫瘍センター

背景 食道癌術後縫合不全は重大な術後早期合併症である. 当科では食道癌術後早期に頚部-骨盤部造影CT検査を施行し, 合併症のスクリーニングを行っている. 今回, 食道癌術後, 縫合不全に対するCT検査の有用性に関して検討した.方法 2012年1月から2013年12月に施行された95例の食道癌手術のうち, 1期的に胃管再建を行った88例に関し比較検討した. 結果 縫合不全は全症例中18例(20.5%)に認められた. 患者背景及び各手術因子は各群間で有意差を認めなかった. CT上, 縦隔内の気泡数の平均値は縫合不全(-)群と比べ縫合不全(+)群で有意に高値であった. 気泡数のカットオフ値を3とすると感度は94.4%, 特異度は95.7%であった(術後透視は感度44.4%, 特異度100%). 結語 術後造影CT検査は術後透視と比較し感度が高く, 特に縦隔内の気泡数の評価は縫合不全の早期診断に有用である事が示唆された.
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