演題

OP-215-5

320列Area Detector CTを用いたNear T4食道癌診断と治療成績

[演者] 眞栁 修平:1
[著者] 藤田 武郎:1, 佐藤 琢爾:1, 岡田 尚也:1, 金森 淳:1, 大幸 宏幸:1
1:国立がん研究センター東病院食道外科

【目的】NearT4食道癌に対する320列ADCTを用いた他臓器浸潤診断に基づいた手術成績の検討.【方法】2009年-2012年に16-64列MDCTでNearT4と診断した食道癌52例に対して320列ADCTを用いたMotion Image (撮影時間3秒,再構成スライス1mm)を作製し,切除可否を判断した.手術症例の手術所見・病理所見を比較した.【結果】ADCTによって52例中30例を切除可能と判断し,27例に手術を施行した.手術先行11例,術前治療14例(FP:9例,DCF:5例),根治的CRT後Salvage 1例であった.MDCTではT4と診断したが,ADCTによる評価でT3と判断した症例は17例(63%)であった.その内15例がsT3(手術所見T4診断一致率92.5%),病理では14例がRM0であった(病理組織T4診断一致率 ADCT 88.8% vs MDCT 37.0%,p<0.01).術前治療に対する効果判定(Grade0/1/2/3)はFP:3/4/0/1,DCF:1/3/1/0であり,手術施行27例の3年生存率38%であった.【結語】NearT4に対するADCTは従来のMDCTと比較して切除可否判断に有用である.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版