演題

OP-215-4

進行食道癌におけるFDG-PETを用いた術前化学放射線療法の効果予測

[演者] 浜井 洋一:1
[著者] 檜原 淳:1, 古川 高意:1, 山北 伊知子:1, 岡田 守人:1
1:広島大学原爆放射線医科学研究所腫瘍外科

術前化学放射線療法(CRT)後に切除術を施行した食道癌103例を対象に,FDG-PETを用いた術前CRTの効果と予後予測について検討した。FDG-PETはCRT前と手術前に2回施行していた。病理学的治療効果Grade 1, 2, 3症例の原発巣の術前SUVmaxの平均値はそれぞれ4.4, 2.8, 2.4で有意差を認めた。SUVmax減少率(ΔSUV)の平均値はそれぞれ60,68,74%で有意差を認めた。Grade 3の効果予測のカットオフ値は術前SUVmax: 2.4,ΔSUV: 75%で,術前SUVmax 2.4では感度: 61%,特異度: 72% (p=0.001)で,ΔSUV 75%では感度: 63%,特異度: 68% (p=0.002)であった。Grade 1効果予測のカットオフ値で予後を見ると,術前SUVmax 3.7で分けると5生率は62% (≦3.7),42% (>3.7) (p=0.02)であり,ΔSUVmax 70%では68% (>70%),44% (≦70%) (p=0.04)であった。術前CRT前後のFDG-PETによって,術前にCRTの効果および予後予測が可能である。
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