演題

OP-214-7

食道癌術前化学療法中の有害事象と術中後合併症との関連—「切除可能進行食道癌にたいする術前FAP versus DCF併用化学療法のランダム化比較試験(OGSG1003)」結果から

[演者] 平尾 素宏:1
[著者] 宮田 博志:2, 山崎 誠:2, 安田 卓司:3, 白石 治:3, 矢野 雅彦:4, 本告 正明:4, 藤谷 和正:5, 西川 和宏:1, 山本 和義:1, 小林 研二:6, 高地 耕:7, 川田 純司:5, 田村 茂行:8, 赤丸 祐介:9, 木村 豊:6, 古河 洋:6, 土岐 祐一郎:2
1:国立病院大阪医療センター外科, 2:大阪大学消化器外科, 3:近畿大学外科, 4:大阪府立成人病センター消化器外科, 5:大阪府立急性期・総合医療センター外科, 6:OGSG大阪消化器がん化学療法研究会, 7:近畿中央病院外科, 8:関西労災病院消化器外科, 9:大阪厚生年金病院外科

(目的)切除可能進行食道癌に対するNACとして、FAPとDCFのランダム化第二相試験を行い、有害事象(AE)と術中後合併症との関連を解析。(対象と方法)病期Ib-IV胸部食道扁平上皮癌。FAP群とDCF群に割付しNAC終了後に切除術を施行。主評価項目は2年RFS。(結果とまとめ)各群81例、背景因子に差はなし。原発巣の奏効率は、DCF/FAP:77%/48%(p<0.01)。NAC中のAEでは、G3-4好中球減少:DCF/FAP:90%/69%、G3-4血小板減少:1%/11%、FN:39%/17% (p<0.01)。術後合併症発生では、両群間で差なし。AEと術中後合併症との関連では、G3-4好中球減少と縫合不全、G3-4血小板減少と術中出血量(p<0.05)とに有意な相関。DCFはFAPに比べ、AE発生率と奏効率は高いが、術後合併症では差なし。AEの中には術中後合併症と関連するものもある。
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