演題

OP-214-3

進行食道癌に対するdocetaxel/cisplatin/5-fluorouracil(DCF)術前化学療法の治療成績

[演者] 竹内 大輔:1
[著者] 鈴木 彰:1, 関口 隆裕:1, 荒井 義和:1, 杉山 聡:1, 宮川 雄輔:1, 石曽根 聡:1, 宮川 眞一:1
1:信州大学消化器外科

「はじめに」進行食道癌症例に対する術前DCF療法の治療成績について検討した.「対象」術前DCF療法後に外科的切除を施行された15症例を対象とした.「結果」化学療法の有害事象としてGrade 3の腸閉塞,結腸憩室穿孔をそれぞれ1例ずつに認め,この2例に関しては化学療法を1コースのみとした.ほかGrade 3以上の白血球減少を12例,好中球減少を13例認めた.RECIST ver1.1による化学療法の治療効果判定にて,CRは認められず,PRが10例,SDが2例,PDが3例認められた.化学療法の病理組織学的治療効果判定ではGrade2が2例,1aが11例,0が2例であった.術後合併症としてClavien-Dindo分類Grade 3以上の合併症を4例(無気肺3例,肺炎1例)に認めた.11例は無再発生存中で,4例に術後再発を認めた.再発例は全例SDの症例であった.「結論」術前DCF療法の奏効率は66.7%と比較的良好であったが,非奏効例の再発率は80%と高率であり,さらなる追加治療の必要性が示唆された.
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