演題

SY-14-5

腹腔鏡下肝切除手技の開腹肝切除への応用と有用性の検討

[演者] 丸橋 繁:1
[著者] 永野 浩昭:1, 小林 省吾:1, 和田 浩志:1, 友國 晃:1, 富丸 慶人:1, 浅岡 忠史:1, 濱 直樹:1, 江口 英利:1, 土岐 祐一郎:1, 森 正樹:1
1:大阪大学消化器外科

背景と目的腹腔鏡下肝切除の主な特徴として、拡大視効果、ソフト凝固による止血凝固、気腹圧による静脈出血のコントロール、stapler、肝脱転の有用性が挙げられる。今回、開腹肝ドナー肝切除(葉切除)症例を対象に、ソフト凝固法などの腹腔鏡手術を応用した肝切除の有用性を検討することを目的とした。患者と方法開腹肝ドナー肝葉切除症例のうち2007年より2009年10月までの23例(対照群、C群)と2009年11月〜2014年8月までの19例(ソフト凝固法群、S群)に分け、その成績を比較検討した。S群ではソフト凝固を用い腹腔鏡補助下ドナー肝切除の術式に準じた肝切除を施行した。結果背景因子(年齢、性別、BMI、左葉/右葉)、手術時間は両群間で差を認めなかった。一方、出血量ではS群218±110ml、C群425±232ml(P=0.001)とS群で有意に少なかった。術後合併症はS群で0例、C群で2例(8.7%)に認めた。結語腹腔鏡手技を応用した肝切除の有用性が示唆された。
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