演題

OP-213-8

下咽頭喉頭食道全摘14例の検討

[演者] 宍戸 裕二:1
[著者] 本告 正明:1, 杉村 啓二郎:1, 矢野 雅彦:1, 三吉 範克:1, 秋田 裕史:1, 後藤 邦仁:1, 高橋 秀典:1, 小林 省吾:1, 大森 健:1, 能浦 真吾:1, 藤原 義之:1, 大植 雅之:1, 左近 賢人:1
1:大阪府立成人病センター消化器外科

【目的】下咽頭喉頭食道全摘症例の術後合併症について検討した。【対象と方法】2004~2014年までに当院で下咽頭喉頭食道全摘を施行した14例を対象とし、術後合併症の発生頻度と関連する因子について検討した。【結果】術後合併症は肺炎:0例、縫合不全:0例、出血:1例(7.1%)、気管孔壊死:5例(35.7%)であった。食道抜去を行った5例では全例気管孔壊死を認めず、右開胸食道切除を行った9例中5例で気管孔壊死を認めた。右開胸症例9例の内訳をみると、5例で術中右気管支動脈が切離されており、その全例で気管孔壊死を認めた。右気管支動脈が温存された4例では気管孔壊死は認めなかった。また、9例中4例で気管分岐部の郭清も施行されており、そのうち3例が気管孔壊死を生じた症例であった。【考察】右開胸による下咽頭喉頭食道全摘では術後気管孔壊死の発生頻度が高く、気管血流に配慮した手術操作が重要である。
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