演題

OP-213-2

食道再建術後吻合部狭窄における周術期内視鏡所見との相関に関する検討

[演者] 宮脇 豊:1
[著者] 中島 康晃:1, 川田 研郎:1, 東海林 裕:1, 松井 俊大:1, 奥田 将史:1, 小郷 泰一:1, 齋藤 賢将:1, 藤原 尚志:1, 藤原 直人:1, 了徳寺 大郎:1, 太田 俊介:1, 岡田 卓也:1, 河野 辰幸:1
1:東京医科歯科大学食道・一般外科

術後吻合部狭窄は比較的頻度の高い食道再建術後晩期合併症の一つであり、吻合部狭窄の原因には一般に縫合不全があげられる。また吻合部近傍の胃管粘膜の色調変化は縫合不全をきたす前段階における再建臓器の血流障害を反映している可能性が考えられる。今回、我々は術後吻合部狭窄と周術期の胃管粘膜の色調異常および縫合不全との関連性を検証する目的に2010年1月から2013年12月に当科で施行した胸骨後食道胃頚部吻合術145例のうち、逆流性食道炎等の他の因子による影響の少ないと思われる術後6ヶ月以内に吻合部狭窄を認めた39例を対象とし、内視鏡所見をretrospectiveに検討した。1PODに胃管粘膜色調異常を認めた症例および6POD以降に吻合部異常を認めた症例では有意に吻合部狭窄をきたしていた。本検討の結果、食道再建術後における胃管粘膜の色調異常および縫合不全は吻合部狭窄のリスクを増大させることが示唆された。
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