演題

OP-212-8

当科における食道切除術後短期・長期成績の検討

[演者] 坊岡 英祐:1
[著者] 竹内 裕也:1, 西 知彦:1, 松田 諭:1, 中村 理恵子:1, 高橋 常浩:1, 和田 則仁:1, 川久保 博文:1, 才川 義朗:1, 大森 泰:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学外科

【背景】食道切除術は侵襲度が高く合併症の多い手術である.【対象】1997年〜2012年まで開胸開腹を伴うR0およびR1切除を施行した401例を対象とした.【結果】食道癌診断時年齢は中央値62歳(34歳-82歳),性別は男:女=360(90.0%):41,腫瘍局在Ce/Ut/Mt/Lt/Ae=3/45/209(52.1%)/115/29,UICC7thによるpT0/1/2/3/4=16/171(42.6%)/44/162/8,pN0/1/2/3=171(42.6%)/112/79/39,pStage0/1/2/3/4=17/111/101/153(38.2%)/19であった.術後合併症の定義としては肺炎,縫合不全はClavian-Dindo分類でGradeⅡ以上,反回神経麻痺はGradeⅠ以上とした.肺炎,縫合不全,反回神経麻痺は86例(21.4%), 80例(20.0%), 69例(17.2%)に認め,肺炎群が有意にoverall survival(OS)が不良で(p=0.015),その他はOSに影響を与えなかった.多変量解析では,肺炎群(p=0.011),pN(p<0.001)が有意にOS不良因子であった.【結論】食道癌術後合併症のうち肺炎が有意に予後不良因子であった.
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