演題

OP-212-6

食道扁平上皮癌患者に対する食道切除術におけるBMIの影響

[演者] 久保 尚士:1
[著者] 櫻井 克宣:1, 大平 雅一:1, 豊川 貴弘:1, 山下 好人:2, 渋谷 雅常:1, 山添 定明:1, 木村 健二郎:1, 永原 央:1, 天野 良亮:1, 田中 浩明:1, 六車 一哉:1, 大谷 博:1, 八代 正和:1, 前田 清:1, 平川 弘聖:1
1:大阪市立大学腫瘍外科, 2:大阪市立総合医療センター消化器外科

(はじめに)食道切除術におけるoverweight (BMI>25:OW群)とunderweight (BMI<18.49: UW群)の術後成績における影響は明らかではない。対象は食道切除を施行した食道扁平上皮癌患者304例。各群とnormal weight(NW群) との短期、長期成績を比較検討した。(結果)OW群はNW群と比較して有意に糖尿病を合併していた。UW群はOW群と比較して有意に若年で女性が多く、血清アルブミン値、トランスサイレチン値が低値であった。しかし各種術後合併症、在院死亡率はNW群と差は認めなかった。一方、OW群は、重症合併症率、在院死亡率はNW群と比較し同等であったが、縫合不全率が高値(22% vs 8.4% p=0.01)であった。また、多変量解析においてもBMI>25は有意な縫合不全の危険因子であった (Hazard Ratio: 2.81、95%CI: 1.02-7.75)。長期予後に関しては、3群に差を認めなかった。(結論)BMI>25の患者は、縫合不全を生じる可能性が高く、術後管理を慎重に行う必要がある。
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