演題

OP-211-8

切除しない痔核根治術

[演者] 石山 元太郎:1
[著者] 川村 麻衣子:1, 樽見 研:1, 西尾 昭彦:1, 石山 勇司:1
1:札幌いしやま病院

現在、本邦における痔核に対するスタンダード手術は結紮切除術である。本術式は痔核組織を過不足なく切除するというものであるが、根治性が高くあらゆるタイプの痔核に有効であるため、非常にすぐれた術式と思われる。しかし、痔核の切除範囲によっては術後の肛門狭窄を来すことや、根部動脈を切除するため後出血が一定の割合で存在するなどの合併症を有している。また、術後の疼痛や入院期間などの問題、手術手技を修練するのに時間がかかるなどの問題点も存在する。これらの問題点を改善すべく、当院では痔核を切除することなく治療する方法(anal cushion lifting method)を考案し、行っている。本術式は、脱出した痔核組織を内括約筋から剥離して、適正な位置に吊り上げて固定するというものである。今回、われわれは本術式の手術手技および結紮切除術との治療成績の比較について報告する。
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