演題

OP-211-7

適応外症例を含めた内痔核に対する単独ALTA療法の治療成績

[演者] 内田 正昭:1
[著者] 山本 佳生:1, 横山 靖彦:1, 佐藤 崇:1, 橘 球:1, 中島 裕一:1
1:松江生協病院外科

[目的] 単独ALTA療法では、皮垂、ポリープ、外痔が膨隆する痔核、巨大な痔核は適応外とされているが、根拠となる報告は少ない。これらが有害事象と再発に及ぼす影響を検討した。[対象] 2013年までの3年間で227例に単独ALTA療法(初回)を施行した。皮垂(31%)、ポリープ(9%)、外痔核の膨隆(63%)、巨大痔核(18%)が含まれた。[結果] 有害事象:63例(28%)に認めたが、各因子の有無による差はなかった。術後3か月以内の再脱出:41例(18%)に認め、外痔膨隆数が1個以下と2個以上での再脱出率は13%、32%で、2個以上が高かった(p<0.01)。累積無再発率:皮垂、ポリープ、巨大痔核の有無別で差はなかったが、外痔膨隆あり、なしの群では1年(54.%、66%)、3年(27%、47%)と膨隆ありの群で低かった(p=0.03)。[まとめ] 皮垂・ポリープや巨大痔核は、単独ALTA療法での有害事象や再発の因子でなかったが、外痔核の膨隆は短期的、長期的にも再脱出の因子と考えられた。
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