演題

SY-14-3

腹腔鏡下肝切除がもたらした再発見

[演者] 池田 哲夫:1
[著者] 山下 洋市:2, 播本 憲史:2, 武石 一樹:2, 伊藤 心二:2, 赤星 朋比古:3, 池上 徹:2, 吉住 朋晴:2, 調 憲:2, 橋爪 誠:3, 前原 喜彦:2
1:九州大学先端医工学診療部, 2:九州大学消化器・総合外科, 3:九州大学災害・救急医学

【背景】肝は腹腔鏡下手術において難関であった。目的:腹腔鏡下肝切除の創意工夫と、それらの根拠を実証し肝切除全体への有用性を検討する。【対象】腹腔鏡下肝切除204例。剖検例の組織学的検討。電気工学的動物実験。【術式の創意工夫】1.BipolarにAutoirrigation機能付きMetzenbaum scissorsの利用。2.Glisson鞘一括処理方法。3.肝静脈流出部からの剥離は第一分岐部までとする。4左半腹臥位、肋間ポートを用いる。【組織的検討】1.グリソン鞘表層の多く脈管の存在。2.肝実質内の断面Glisson鞘の構造。3.肝被膜は肝静脈路の構造。電気工学的実験:Autoirrifationの効果は組織抵抗の軽減による電極間電流量の増加と深部通電の予防。【結果】開腹移行例なく合併症の少ない完全鏡視下肝切除が達成できた。【まとめ】腹腔鏡下肝切除の拡大視効果に基づいた技術革新は全ての肝臓手術に応用可能と考えられた。
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