演題

OP-211-3

当科でのAltemeier手術のポイントと手術成績

[演者] 西川 元:1
[著者] 長谷川 傑:1, 塩田 哲也:1, 平井 健次郎:1, 高橋 亮:1, 肥田 候矢:1, 河田 健二:1, 坂井 義治:1
1:京都大学消化管外科

【背景】我々の教室では他臓器脱を伴わない直腸脱に対する標準術式としてAltemeier手術を行っているが,安全かつ機能改善を目指した術式のポイントを供覧する【方法】腸管壁の前壁から切離しダグラス窩に到達しそこを足掛かりに全周性に腸管を切離していく.ダグラス窩形成,挙筋形成を行った上で,肛門大腸吻合を行って手術を終了する.【結果】2006年~2014年に12例の完全直腸脱患者を経験し,うち7例に対してAltemeier手術を施行した. 7例の内2例は,他手術後の再発症例で,1例は腹腔鏡下ISR術後の直腸脱症例であった.括約筋機能が維持されていた1例を除いて全例で括約筋形成が行った.術関連合併症は認められなかった.観察期間中央値は5ヶ月で,7例中1例(14%)で7ヶ月後に再発を認めた.【結語】完全直腸脱に対するAltemeier手術は安全に施行でき,会陰側アプローチの術式のなかでも有用であると思われた.
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