演題

SY-14-2

腹腔鏡下肝切除術における止血法の開腹肝切除術へのフイードバック−モノポーラソフト凝固を駆使した大血管剥離−

[演者] 宮澤 光男:1
[著者] 合川 公康:1, 岡田 克也:1, 渡邊 幸博:1, 岡本 光順:1, 山口 茂樹:1, 小山 勇:1
1:埼玉医科大学国際医療センター消化器外科

完全腹腔鏡下肝切除術(TLH)は開腹肝切除術(OH)と比較し、術中出血量は減少するとの報告が多い。当科では、TLH時、モノポーラソフト凝固(MPSC)を多用し出血量減少につとめている。今回は、TLHの止血法からOHへフイードバック可能な方法を検討。【方法】当科のTLHは144例(肝部分切除134例、系統的肝切除5例、肝外側区域切除5例)。TLHの手技は、先端球状MPSCで肝細胞を破砕し、索状物(大血管、グリソン鞘、等)を露出、その索状物を処理しながら肝離断を進行させる。この手技による周術期の成績を検討した。【成績】出血量は92.5(0-850)ml.手術時間は207(127-468)分.術後在院日数7.6(3-21).術後合併症5例。周術期に肝不全兆候無。周術期死亡無。(結語と考察)MPSCを多用する方法は、出血量の軽減に有効で、比較的少量の出血で全例完遂可能であった。本学会では、当科のTLHの止血手技をビデオで供覧し、OHへの応用について述べたい。
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