演題

OP-209-7

肺切除後肺機能評価における胸部X線動画撮影の有用性

[演者] 松本 勲:1
[著者] 田村 昌也:1, 高田 宗尚:1, 吉田 周平:1, 齋藤 大輔:1
1:金沢大学心肺・総合外科

【目的】胸部X線動画像を用いて肺切除前後の肺機能を評価できるか検討。【対象と方法】肺切除20例が対象。動画対応FPD搭載X線撮影システムを用いて胸部X線動画を撮影。被曝は従来の胸部単純X線撮影2方向以下に設定。肺血流、換気量分布をマップ化し、術前後での横隔膜可動域、肺内の血流・呼吸性変化を比較。【結果】<術前/術後の平均横隔膜可動域(cm)>上葉切除4例:患側2.8/ 2.7、健側3.2/ 4.0、下葉切除3例:患側5.2/ 2.5、健側6.1/ 4.4。上葉部切6例:患側2.7/ 3.1、健側2.6/ 3.6、下葉部切7例:患側3.3/ 3.6、健側2.9/ 3.0。右上葉切除で中葉の血流・換気が低下。間質性肺炎発生例で、間質影増強前から横隔膜の異常運動を呈した。【結語】本法は術後の肺換気血流動態の把握、呼吸器合併症の予測に有用と考える。肺切除:部切では肺機能変化が少ない。上葉切除では呼吸運動変化は少ないが中葉機能が低下。下葉切除では患側健側とも呼吸運動は低下。
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