演題

OP-209-6

Test Bolus Tracking(TBT)法を用いた冠動脈肺動静脈同時3DCT撮影法の開発と実臨床への応用

[演者] 菅野 雅之:1
[著者] 清水 公裕:2, 渥實 潤:1, 川島 修:2, 上吉原 光宏:2, 伊部 崇史:2, 懸川 誠一:2, 永島 宗晃:2, 大滝 容一:2, 尾林 海:2, 矢澤 友弘:2, 竹吉 泉:2
1:国立病院高崎総合医療センター呼吸器外科, 2:群馬大学臓器病態外科

近年、冠動脈疾患に対するスクリーニングとして冠動脈3D-CT検査が、また呼吸器外科手術支援として肺動静脈3D-CTが行われている。今回我々は、同時に冠動脈、肺動静脈3D-CTを行う方法を開発し、精度を検討した。 2013年1月から2013年12月まで、当術前胸部3D-CT撮影を予定した112症例のうち、冠動脈疾患が疑われた7例を対象に冠動脈、肺動脈同時3D-CT検査を行った。対象となった7例は、全例男性で、平均年齢73歳、平均造影剤使用量108mlで、検査に伴う合併症はなかった。全例でCTによる冠動脈の評価ができ、4例で有意な狭窄を認め、3例で冠動脈プラークを認めた。有意狭窄の4例に対してCAGを行い、結果の一致をみた。また狭窄に対してのPCIを行った。3枝病変の2例を除いた、他の5例に対し予定した肺切除術を行った。冠動脈、肺動脈同時3D-CT検査は冠動脈疾患を有する肺癌手術予定患者のスクリーニングが、簡便かつ高精度で有用であることが示唆された。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版