演題

OP-209-5

3DCTを用いた肺動静脈・気管支分岐における破格の解析

[演者] 永島 宗晃:1
[著者] 清水 公裕:1, 大滝 容一:1, 尾林 海:1, 川島 修:1, 上吉原 光宏:1, 菅野 雅之:1, 伊部 崇史:1, 懸川 誠一:1, 渥實 潤:1, 中澤 世識:1, 矢澤 友弘:1, 中野 哲宏:1, 竹吉 泉:1
1:群馬大学臓器病態外科

【はじめに】肺動静脈および気管支分岐はバリエーションに富み,10%にも満たない破格も存在する.今回肺動静脈・気管支の破格について3DCTを用いて解析を行った.【対象と方法】当科で手術を施行し,術前に3DCTを撮影した右肺 270例、左肺200例.【結果】右肺の静脈還流異常としてV2の一部が中間気管支幹の背側を走行し下肺静脈に還流する破格(Aberrant V2)を5例(1.9%)に認めた.また、V6が上肺静脈に還流する破格を4例(1.5%)に認めた.この他中葉静脈が下肺静脈に還流する破格をそれぞれ13例(5.0%)に認めた.左肺静脈では舌区肺静脈が下肺静脈に還流するものを7例(3.5%)認めた.気管支においては非常に稀な破格として,気管気管支(右上葉気管支の一部が気管より単独に分岐)を1例(0.4%)認めた.【結語】肺動静脈と気管支分岐において手術操作を左右するような破格が存在し,これらの破格を術前に認識可能な3DCTは実臨床において有用であった.
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