演題

OP-209-2

CTガイド下マーキングによる空気塞栓の予防のための取り組み

[演者] 原野 隆之:1
[著者] 河野 匡:1, 藤森 賢:1, 鈴木 聡一郎:1, 飯田 崇博:1, 酒井 絵美:1
1:虎の門病院呼吸器センター外科

【対象と方法】当科では触知不能な肺腫瘍に対しフックワイヤーを用いたCTマーキングを施行しているが、空気塞栓の報告があり予防策を講じることが必要と考えられた。1. 呼気終末に息こらえをさせ、その間に穿刺を行う、2. 外気を吸入する可能性が否定できないフックワイヤーのプッシャー先端や針基の側孔にゼリーを塗布し、外気の吸い込みを減らすという対策を始めた。これらの対策を開始した2011年6月からCTガイド下マーキングを施行した153例170側190病変について検討を行った。【結果】肺気腫の合併26例(17.0 %)。腫瘍径9.04±4.37 mm、GGO 67病変(35.3 %)、Solid 123病変(64.7 %)、腫瘍の深さ15.1±8.26 mm、穿刺の深さ19.6±6.66 mmであった。気胸98側(57.6 %)、肺胞内出血33病変(17.4 %)、喀血5例(3.27 %)を認めた。空気塞栓は認めなかった。【結論】190病変に対しCTマーキングを施行し空気塞栓を認めなかった。今後も症例を重ね検証していく必要がある。
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