演題

OP-209-1

肺癌に対する経皮針生検の功罪

[演者] 四万村 三惠:1
[著者] 村松 高:1, 木下 潤一:1, 竹下 伸二:1, 諸岡 宏明:1, 塩野 元美:1
1:日本大学心臓血管・呼吸器・総合外科

【はじめに】当科での肺腫瘍に対する経皮針生検の成績と合併症について検討し報告する。【対象】平成21年4月より平成26年3月までに当院で肺腫瘍に対してCTガイド下や透視下経皮針生検後に手術を施行した37例。【結果】経皮針生検により36例が肺癌と診断され、診断率97.3%。合併症は軽度気胸12例(32.4%)、軽度喀血が7例(18.9%)。術式は試験開胸2例(5%)、非根治手術4例(11%)、根治手術31例(84%)。試験開胸の2例は手術時に既に胸膜播種を認め、この内1例は生検穿刺部位にインプラントを認めた。根治手術31例中、2例(pl0)に経過観察中に癌性胸膜炎、1例(pl0)に癌性胸膜炎と穿刺経路に胸壁再発を認めた。【考察】4例に経皮針生検による胸膜播種やインプラントの可能性が示唆され、肺癌が強く疑われる手術適応症例の場合には、不必要な針生検は控え、手術時の生検で診断をつける必要があると考える。
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