演題

OP-208-2

急激な時間気圧変動は気胸群発のリスク因子である

[演者] 三品 泰二郎:1
[著者] 宮島 正博:1, 渡辺 敦:1, 櫻庭 幹:2, 田中 明彦:2
1:札幌医科大学呼吸器外科, 2:市立札幌病院呼吸器外科

【はじめに】1時間毎の平均気圧変化量を用いることで、気圧変化と気胸の発症の因果関係をより詳細に調べた。【方法】原発性自然気胸345症例のうち3日間で2例以上の気胸発症をクラスターとして定義し、これに含まれる201症例。調査期間2101日間。患者の発症状況、発症日、場所を詳細に聴取。札幌管区気象台の1時間毎の大気圧を使用。クラスター気胸発症日と非発症日において、最大下降、最大上昇、それらの和を最大変動、1時間毎の気圧変動差の和を累積気圧差として定義。【結果】最大下降、最大変動、累積気圧差はクラスター気胸発症日で有意に大きかった。ロジスティック回帰分析の結果、96時間で-18hpa以下の最大下降、72時間で15hpa以上の最大上昇、48時間で15hpa以上の最大変動、24時間で25hpa以上の累積気圧差が気胸群発のリスクとなることが示された。【結論】時間大気圧を用いて検討した結果、気圧変動と気胸群発には著しい関連が認められた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版