演題

OP-207-7

再発性難治性気胸に対する胸腔鏡下全胸膜COVERING術(胸膜癒着療法に代わる究極の難治性気胸治療法となりうるか?)

[演者] 栗原 正利:1
[著者] 溝渕 輝明:1, 江花 弘基:1
1:玉川病院呼吸器外科・気胸研究センター

(目的)気胸を繰り返す難治性のびまん性嚢胞性肺疾患に対して胸腔鏡下全胸膜COVERING術を行った。その理論と臨床成績と意義について検討した。(対象と方法)LAM46例、COPD5例、BHD症候群 7例、IP3例、手術するも原因不明な月経随伴性気胸3例に行った。間質性肺炎1例、原因不明のびまん性嚢胞性肺疾患2例に対して、胸腔鏡下全胸膜COVERING術を行った。(結果)最長96カ月経過。再発はLAM5例、LAM以外の再発は0例であった。手術は癒着剥離操作時間や肺損傷修復操作時間に影響を受けた。(考察)全胸膜COVERING術は気胸の本質的病態である破たんした弾性板の再構築を行うことでき、肺移植時の出血量を抑制できる。また、癒着がないため呼吸不全例には有効である。(結論)胸腔鏡下広範囲COVERING 術は胸膜癒着療法に代わりうる究極の治療法となりうる。
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