演題

OP-207-6

自然気胸に対する胸腔鏡下広範囲肺切除と胸膜補強の有用性と術後疼痛管理

[演者] 森山 彩子:1
[著者] 長島 誠:1, 門屋 健吾:1, 川満 健太郎:1, 佐藤 礼実:1, 北原 知晃:1, 高木 隆一:1, 鈴木 淳一:1, 瓜田 祐:1, 吉田 豊:1, 田中 宏:1, 大城 崇司:1, 大城 充:1, 朴 英進:1, 岡住 慎一:1, 加藤 良二:1
1:東邦大学医療センター佐倉病院外科

【目的】 自然気胸に対する完全鏡視下肺部分切除と胸膜補強術の有効性を検討した。【対象】 完全鏡視下肺部分切除と胸膜補強術を施行した50歳未満の112例を対象とした。【結果】 手術時間: 中央値72.5分。ドレーン抜去までの日数: 中央値2日。自動縫合器の長さの合計: 中央値165mm。術中にポート部位の肋間神経に0.75%ロピバカイン塩酸塩で伝達麻酔を施行した。【考察・結語】 自然気胸の術後再発は、ステイプルライン近傍におけるブラの新生によるとする報告が増加している。当院では気胸の責任病変に加え周囲の胸膜変性部分も広範囲に切除し胸膜補強も追加している。胸膜補強後は、同一部位での再発例は1例のみ、他の同一部位での再発4例は初回に胸膜補強がされていなかった。自然気胸に対する完全鏡視下肺部分切除に胸膜補強を追加する術式は、低侵襲で再発が少ない治療法であると考えられた。肋間神経に対する伝達麻酔は術後の疼痛軽減に有効であった。
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