演題

OP-207-5

COPD合併・高齢者に発症した難治性気胸に対する胸腔鏡下手術の検討

[演者] 長島 誠:1
[著者] 森山 彩子:1, 門屋 健吾:1, 川満 健太郎:1, 佐藤 礼実:1, 北原 知晃:1, 高木 隆一:1, 鈴木 淳一:1, 瓜田 祐:1, 吉田 豊:1, 田中 宏:1, 大城 崇司:1, 大城 充:1, 岡住 慎一:1, 加藤 良二:1
1:東邦大学医療センター佐倉病院外科

COPD合併・高齢者に発症した難治性気胸に対して胸腔鏡下手術を施行した42例について検討を行った。9例は3ポートの完全鏡視下で、33例は約7cmの小開胸併用の鏡視下で手術を行った。肺実質の胸壁・血管への癒着は十分に剥離し、気胸の責任病変を含む肺組織を自動縫合器で切除した。さらに、PGAシートとフィブリン糊で切除肺周囲の胸膜を広範囲に補強した。手術時間は126分(中央値)、術後ドレーンを抜去するまでの日数は5.5日(中央値)、肺切除に用いた自動縫合器の合計の長さは225mm(中央値)であった。胸壁・血管への癒着を剥離する操作は、小開胸を併用することによって胸腔鏡下手術でも安全に施行することができた。また、長期間の感染・炎症や化学療法を施行中の悪性腫瘍を合併している症例もあり、十分な剥離操作、自動縫合器での切除ラインの設定と、PGAシートとフィブリン糊を用いた広範囲の胸膜補強は、術後の再発防止に極めて重要である。
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