演題

OP-207-4

当院における間質性肺炎に起因した気胸34例の検討

[演者] 三浦 健太郎:1
[著者] 近藤 竜一:1, 藏井 誠:1
1:国立病院まつもと医療センター中信松本病院呼吸器外科

間質性肺炎(以下IP)の合併症の一つに気胸があるが、治療に難渋することが多い。当院で経験したIPに合併した気胸34例について検討した。手術を施行した群(A群)は20例、胸腔ドレナージのみの群(B群)は9例、胸膜癒着療法を施行した群(C群)は5例であった。A群では21例中20例で術中に気漏の部位を同定できた。術式はブラ切除11例、縫縮術5例、フィブリン糊と吸収性シートによる補強のみ2例、ブラの焼灼2例、ブラの結紮1例であった。術後ドレーン抜去までの期間は平均4.7日であった。術後に細菌性肺炎を2例認めたが、IPの急性増悪はなく、周術期死亡例は認めなかった。B群では、9例中5例は気漏が改善し退院できたが、4例が在院死した。C群では5例中3例で気漏が消失し退院できたが、2例が在院死した。また、全症例において、総ドレーン留置期間が21日を超えた症例で、有意に入院中の有害事象の発生率が高かった(p=0.018)。
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