演題

SY-13-7

食道胃接合部癌に対する腹腔鏡下噴門周囲・下縦隔郭清術と胸腔鏡下食道胃管再建術

[演者] 岡部 寛:1
[著者] 田中 英治:1, 角田 茂:1, 久森 重夫:1, 水本 素子:1, 村上 克宏:1, 坂井 義治:1
1:京都大学消化管外科

【目的】我々が下部食道癌、食道胃接合部癌に対して行っている腹腔鏡下経裂孔噴門周囲・下縦隔郭清術と胸腔鏡下食道胃管吻合術のコツと工夫を提示する。【手技】1)横隔膜右脚~食道裂孔腹側を約1cm合併切除し、良好な下縦隔視野を確保する。2)腹側は心外膜を露出する層で、左側は胸膜露出層で縦隔郭清を行う。3)胃管作成、胃膵ヒダの郭清に続き、大動脈前面露出層で背側の下縦隔郭清を行う。4)腹臥位に体位変換。胸腔鏡下に食道を切離し、食道胃管吻合を行う。【結果】腹腔鏡下噴門周囲・下縦隔郭清施行例は計83例(食道癌56例、食道胃接合部癌27例)。食道胃管吻合施行69例中の術後合併症は21例(30%)、吻合関係合併症は縫合不全1例(1.4%)であった。【考察】腹腔鏡アプローチは、噴門部から下縦隔に連続した良好な術野が得られ有用である。胸腔鏡下食道胃管吻合術も安全に施行可能で、食道接合部癌に対する選択肢となる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版