演題

OP-207-1

全身麻酔不適応続発性気胸・巨大肺嚢胞症例に対する非挿管下胸腔鏡手術

[演者] 板野 秀樹:1
1:宇治徳洲会病院呼吸器外科

【目的】挿管下全身麻酔不適応とされた高度低肺機能の続発性難治性気胸・巨大肺嚢胞症例に対する非挿管下胸腔鏡手術についてretrospectiveに検討。【対象】2008年以降現在までの同症例10例に対する11手術。【方法】経静脈鎮静併用下に側臥位にて同手術施行。【結果】気胸9例中8例は肺虚脱のまま高度気漏が遷延する重症例。全例で術中呼吸促迫を回避し手術を完遂。Endo-Loop結紮による肺瘻閉鎖、Fibrin糊・PGAシート併用による肺瘻の膜状閉鎖・胸膜被覆補強(逆・森川2法)、タルク胸膜癒着術併用により2例を除き気漏コントロールが得られ胸腔ドレーン抜去。気漏コントロール不良2例はいずれも肺炎による肺膨張不良例。うち1例はステロイド投与中。巨大肺嚢胞の1例では肺嚢胞基部の結紮・切離施行可能で術後気漏をみたが非挿管下再手術にて改善。【考察】本法は従来手術不可能とされていたpoor risk重症気胸・巨大肺嚢胞症例に対する低侵襲手術を可能とする。
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