演題

OP-206-8

当科における肝転移を有する大腸癌肺転移切除症例の検討

[演者] 林 一喜:1
[著者] 花岡 淳:1, 堀本 かんな:1, 白鳥 琢也:1, 片岡 瑛子:1, 五十嵐 知之:1, 大塩 恭彦:1, 橋本 雅之:1, 大内 政嗣:2, 寺本 晃治:2, 手塚 則明:2
1:滋賀医科大学呼吸器外科, 2:滋賀医科大学

【背景と目的】大腸癌肺転移に対する肺切除は,近年その適応が拡大されている.今回,既に肝転移を認める大腸癌肺転移に対し手術療法を施行した症例について,臨床的特徴を検討した.【対象と方法】2001年1月から2012年12月までに,当科で肺切除を施行した大腸癌術後肺転移症例について,肝転移の有無と各臨床因子との関連について検討した.【結果】肺切除以前の肝転移合併の有無では予後に差はなかった.大腸癌術後補助化学療法により,肝転移を合併していない症例ではPFS(progression free survival)の延長はみられたが,OSに有意差はなく,肝転移合併症例ではOS(overall survival)が有意に延長していた.【結論】肝転移などの多臓器転移を合併する大腸癌肺転移症例でも,経過中の化学療法や肺切除が予後の改善に寄与する可能性が示唆された.
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