演題

OP-206-3

肺癌閉胸時胸腔内洗浄細胞診陽性例の臨床病理学的検討

[演者] 庄司 文裕:1
[著者] 森 遼:1, 高祖 英典:1, 山﨑 宏司:1, 竹尾 貞徳:1
1:国立病院九州医療センター呼吸器外科

【背景】原発性肺癌における閉胸時胸腔内洗浄細胞診の意義は十分に明らかではない。【目的】閉胸時胸腔内洗浄細胞診陽性症例に対する臨床病理学的検討を行う。【対象】1994年7月から2014年8月に外科切除を行った原発性肺癌症例で閉胸時胸腔内洗浄細胞診陽性88症例。【結果】平均年齢66歳、性別:男/女=54/34、組織型:腺癌/扁平上皮癌/腺扁平上皮癌/多型癌=67/16/3/2。術式:肺全摘/葉切除/区域切除/部分切除/試験開胸=4/76/5/2/1。pT因子:T1a/T1b/T2a/T2b/T3/T4=8/8/40/6/22/4、pN因子:NX/N0/N1/N2/N3=1/27/10/47/3、胸膜浸潤:PL0/PL1/PL2/PL3=27/22/26/12。37症例(42%)に術後再発を認めた。再発形式:遠隔/胸腔内=35/2。5年無再発生存率/全生存率=13.6%/27.6%。多変量解析にて病理学的N因子及び胸膜浸潤が独立した予後不良因子であった。【結語】閉胸時洗浄細胞診陽性症例は予後不良であり、現行の病理病期より進行した病期であると考えられる。
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