演題

OP-206-2

非小細胞肺癌切除症例における予後因子としてのneutrophil/lymphocyte ratio とprognostic nutritional indexの意義

[演者] 清水 克彦:1
[著者] 沖田 理貴:1, 最相 晋輔:1, 前田 愛:1, 湯川 拓郎:1, 中田 昌男:1
1:川崎医科大学呼吸器外科

【背景】近年血球系炎症反応性マーカーであるNLR(neutrophil/lymphocyte ratio)および免疫栄養学的指数として知られる小野寺PNI(prognostic nutritional index)は様々な癌腫の予後予測因子として有用との報告がなされている。今回、非小細胞肺癌切除症例を対象として術前のNLRとPNIの予後因子としての意義を検討した。【方法】2007 年から2012 年までに根治術が施行された非小細胞肺癌症例中,術前治療施行例を除外した334 例を対象とした。【結果】患者背景は男性219/女性115人。年齢は平均69.3 歳。NLR,PNIの平均値は2.52,51.0であり,NLRとPNIは有意な逆相関関係にあった。臨床背景因子の中から単変量解析にて予後との関連を認めた8因子を用いて多変量解析を行ったところ,年齢・リンパ節転移・腫瘍分化度とともにNLR,PNIは独立した予後因子であった。【結語】術前NLR,PNI は根治術が施行された非小細胞肺癌の予後を予測する上で重要な因子であった。
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