演題

OP-205-7

原発性肺癌術前に行うPET-CTは他臓器病変の検出に有用であるか? 当院における肺癌術前PET-CT施行例57例の検討

[演者] 野田 祐基:1
[著者] 松平 秀樹:1, 雨宮 えりか:1, 宮國 憲昭:1, 日高 卓:1, 原 圭吾:1, 市原 恒平:1, 大橋 伸介:1, 瀧 徹哉:1, 伊藤 隆介:1, 長谷川 拓男:1, 薄葉 輝之:1, 平野 純:1, 小川 匡市:1, 川瀬 和美:1, 河野 修三:1, 黒田 徹:1, 吉田 和彦:1, 森川 利昭:2, 大木 隆生:2
1:東京慈恵会医科大学葛飾医療センター外科, 2:東京慈恵会医科大学外科

【序文】原発性肺癌手術前評価のPET-CTによる他の悪性腫瘍などの副病変診断の有用性を検討した。【対象】2010年4月から2013年7月の期間に当院で施行した肺癌手術症例79例のうち術前にPET-CTが施行された57例。【結果】PET-CTで胸郭外に集積を認めた症例は15例(26%)であり、集積部位は頭頸部6例、腹腔内5例、前立腺2例、その他2例であった。全例で適切な診断方法で追加精査した結果、13例が経過観察となり、2例は悪性腫瘍と診断されたが、いずれも他の診断方法では指摘されていなかった。PET-CTで発見された大腸癌は内視鏡的摘除、喉頭癌は喉頭全摘術によって根治的治療が行われた。一方、1例(2%)で、術前PET-CTでは陰性であったが後に骨転移と判明した偽陰性があった。【結語】原発性肺癌患者はPET-CT以外の検査では見いだせない他臓器癌や転移巣を併発しているリスクが高いので術前PET-CTは有用である。ただし、偽陰性症例の存在も念頭に過信してはならない。
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