演題

OP-205-5

胸部腫瘍の隣接する大血管などへの癒着・浸潤を予測する方法としてのdynamic MRIの有用性

[演者] 玉里 滋幸:1
[著者] 西川 滋人:1, 千原 幸司:1, 米山 優実:2
1:静岡市立静岡病院呼吸器外科, 2:静岡市立静岡病院放射線診断科

【背景と目的】肺腫瘍や縦隔腫瘍が上大静脈、腕頭動静脈、大動脈、胸壁、横隔膜などに接して存在することがある。当科では術前の評価法としてMRIを利用している。【対象と方法】術前にdynamic MRIを撮像して癒着・浸潤の有無を予測した肺腫瘍あるいは縦隔腫瘍27症例を対象とした。【結果】平均年齢67±13歳、男性21人、女性6人、原発性肺癌18例(腺癌9例、扁平上皮癌6例、その他3例)、肺良性腫瘍1例、その他の肺病変3例、胸腺腫1例、胸腺癌1例、solitary fibrous tumor1例、その他の縦隔腫瘍2例であった。Dynamic MRIにより癒着あるいは浸潤癒着を予測したものは13例で、これらのうち浸潤のあったものは2例、癒着があったものは11例であった。癒着・浸潤なしと予想したものは14例で、そのうち実際に癒着がなかったものは12例であった。【結語】腫瘍の癒着・浸潤を術前に予測する方法としてdynamic MRIは有用であると考えられる。
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