演題

OP-205-3

光線力学診断(Photodynamic diagnosis; PDD)を利用した新しい肺マーキング法に関する実験的研究 –生体での臨床応用に向けて-

[演者] 田中 伸廣:1
[著者] 早稲田 龍一:1, 齋藤 大輔:1, 高田 宗尚:1, 松本 勲:1
1:金沢大学心肺・総合外科

【目的】触知不能結節に縮小手術を行う際、正確な局在の把握が必要。PDD内視鏡システムとビタミンB2を用いたマーキング法を開発、動物実験として本法を用い肺部分切除を施行・評価を行った。【方法】ブタを使用、全身麻酔下にバリウムを肺実質に注入し標的病変を作成、X線透視下に確認、カテーテルを胸膜下に到達、ビタミンB2水溶液を注入。3点マーキングを施行、それを確認し、肺部分切除を施行。評価項目は、マーキング可否、手技の時間、切除マージン、合併症の有無とした。【結果】6病変に対して18個マーキングを施行。すべて認識可能。1個のマーキング時間は平均243秒、各3点のマーキング時間は平均769秒。マージンは平均1.1cmであった。マーキング手技中の合併症なし。【結論】本法は、安全・有用であった。マージンに関しては、深さの担保は難しく、切離ライン・術式を考慮する必要があるが、安全なマーキング法として臨床導入・評価を進めていきたい。
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