演題

OP-205-2

新規蛍光プローブ(Eprobe)を用いたPCR産物融解曲線解析による肺腺癌におけるHER2変異の検出系の構築と臨床検体での応用

[演者] 高瀬 貴章:1
[著者] 清水 公裕:1, 渥實 潤:1, 榎田 泰明:1, 尾林 海:1, 大滝 容一:1, 永島 宗晃:1, 市原 竜生:2, 木村 恭将:2, 臼井 健悟:3, 三谷 康正:2, 竹吉 泉:1
1:群馬大学臓器病態外科, 2:株式会社ダナフォーム, 3:理化学研究所・ライフサイエンス技術基盤研究センター

【はじめに】HER2変異は肺腺癌のdriver mutationの1つであり,今後変異解析の重要性が増すことが予測される. Eprobeは本邦で開発された新規蛍光DNAプローブで,PCR増幅産物の定量検出と融解曲線解析が1本のプローブで行うことができる。今回我々はこのEprobeを用いてHER2変異検出系を構築し,肺腺癌臨床検体の解析を行った.【対象と方法】Eprobeを3つのHER2 major変異型に対してデザインし,リアルタイムPCR反応で得られた融解曲線を解析することで,微量変異の検出を試みた.Plasmid DNA を用いて変異検出系の精度を検討し,さらに肺腺癌460例の臨床検体に対しHER2変異解析を行った.【結果】Plasmid DNAでの検討では,変異率1%まで検出可能であった.現在までにSanger法で検出された9例(2%)のHER2変異陽性検体の全てで,本法でも変異同定が可能であった.【考察】Sanger法より簡便・迅速であり同程度の検出感度が得られたことから,実臨床への導入が可能であると考えた.
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