演題

OP-205-1

5ALAと自家蛍光観察システムを併用した肺癌pl因子の光学的診断

[演者] 北田 正博:1
[著者] 大崎 能伸:1, 松田 佳也:1, 林 諭史:1, 石橋 佳:1, 安田 俊介:1
1:旭川医科大学呼吸器センター

【はじめに】肺癌胸膜浸潤因子(pl因子)はT因子、予後に影響し、縮小手術適応決定に必要な事項である。肉眼的視認困難例も存在し、新たな診断法が必要である。アミノレブリン酸(5ALA)と自家蛍光観察システムを応用した播種性病変や悪性中皮腫診断の研究を行っているが、今回、肺癌pl因子の光学的診断を検討した。【対象と方法】2013年7月より2014年4月までに行った肺癌28例を検討した。肺癌症例では、pl0: 18例、pl1: 3例、pl2: 3例、pl3:4例であった。手術開始3-4時間前に20mg/kgの5ALAを経口投与し、自家蛍光観察システムを装着した胸腔鏡を用い胸腔内の観察を行った。【結果】周囲正常組織の緑色自家蛍光と対比して明瞭な境界線を示したピンク~赤色の腫瘍部位が描出され、確認可能であったのは15/28(53.5%)であったpl1~pl3症例は10/10(100%)の描出であった。【結論】pl1以上では正確な診断が可能であり、手術術式決定にも有用と考える。
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