演題

OP-204-8

非小細胞肺癌完全切除例に対するTS-1術後補助療法の完遂率に関する検討

[演者] 松谷 哲行:1
[著者] 川村 雅文:1, 田島 敦志:2, 中山 光男:3, 澤藤 誠:4, 安彦 智博:5, 根本 悦夫:6, 青木 輝久:7, 堀之内 宏久:8, 淺村 尚生:9
1:帝京大学外科, 2:済生会宇都宮病院呼吸器外科, 3:埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科, 4:川崎市立川崎病院呼吸器外科, 5:川崎市立井田病院呼吸器外科, 6:神奈川病院呼吸器外科, 7:済生会横浜市東部病院外科, 8:さいたま市立病院外科, 9:慶應義塾大学呼吸器外科

方法:非小細胞肺癌切除例(I,II期)に対するTS-1術後補助療法の多施設前向き検討に登録された195例を対象としTS-1を2週投与1週休薬し16コース投与し治療完遂率、中止理由、有害事象を検討する。結果:治療完遂率は50.8%(99/195)、男性47.8%(54/113)、女性54.9%(45/82)(p=0.328)、70歳以上42.6%(29/68)、70歳未満55.1%(70/127)(p=0.097)であった。中止理由は、患者希望36例、G3以上の有害事象34例、医師判断12例、転移再発10例、その他4例で、中止時期は1-4コース47例、5-8コース15例、9-12コース14例、13-16コース20例であった。G3以上の有害事象は、食欲不振12例、下痢4例、皮膚障害4例、肺炎3例等々で、患者希望の原因は、消化器症状23例、皮膚障害6例、その他7例であった。結論:完遂率は50.8%で性別、年齢による差は無かった。13コース以降にも中止があり最後まで慎重な観察を要する。中止理由の多くは消化器症状および皮膚障害であった。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版