演題

SY-13-5

食道胃接合部癌に対するリンパ節郭清—腺癌(GE,G)に対する郭清と再建

[演者] 山下 裕玄:1
[著者] 愛甲 丞:1, 八木 浩一:1, 山形 幸徳:1, 清川 貴志:1, 西田 正人:1, 森 和彦:1, 野村 幸世:1, 瀬戸 泰之:1
1:東京大学消化管外科

本邦における食道胃接合部癌の中ではGE,Gの腺癌が最も多く全体の60%を占める。胃癌治療ガイドライン第4版でのリンパ節郭清アルゴリズムで予防的郭清が推奨されるリンパ節はNo.1,2,3,膵上縁,No.19,20である。同領域のen bloc切除を目指した下部食道噴門側胃切除の手技を供覧する。左横隔膜脚に沿って腹膜を切開、左下横隔動脈を露出しNo.2を郭清。その後に短胃動脈の最上枝を切離、食道裂孔左縁から縦隔内へ入り左胸膜に沿って下縦隔郭清左縁を設定する。膵上縁を郭清し左胃動脈を切離した後、小網切離から右横隔膜脚に沿って下縦隔へ入り、右胸膜および心嚢を郭清ラインとする。横隔膜筋束を指標に大動脈前面を露出し下縦隔郭清を完了する。腫瘍から肉眼的に2cm以上を目標に食道を切離した後に肛門側胃切離線を決定する。全例空腸間置による再建を行った。施行した10例の平均手術時間/出血量 246分/347g、術後合併症はClavien-Dindo gradeでI/II/III 1/3/0。
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