演題

OP-204-1

cT4非小細胞肺癌に対するCBDCA/DOCを用いた術前導入化学放射線療法

[演者] 牧野 崇:1
[著者] 秦 美暢:1, 肥塚 智:1, 大塚 創:1, 磯部 和順:2, 本間 栄:2, 栃木 直文:3, 渋谷 和俊:3, 伊豫田 明:1
1:東邦大学医療センター大森病院呼吸器センター外科, 2:東邦大学医療センター大森病院呼吸器センター内科, 3:東邦大学医療センター大森病院病院病理

【目的】当科ではCBDCA/DOCを用いた術前導入療法を施行しており,cT4非小細胞肺癌の治療成績について検討した.【対象】2001年~2012年,cT4で術前導入療法を開始した10例.腺癌5例,扁平上皮癌4例,低分化癌1例.cN0が8例,cN2が2例.【方法】CBDCA (AUC 6) + DOC (60 mg/㎡) 2コース+40 Gy/20 fr.,またはbiweeklyで施行し,CR・PR・SDで手術を追加した.【結果】浸潤臓器別に椎体5例,大動脈3例,主肺動脈1例,気管1例.術前導入療法の治療効果は,CR/PR/SD/PD = 0/7/2/1,完遂率100%,奏効率70%.治療関連死は0%.PD1例を除く9例(90%)に手術を施行.術死はなく,組織学的治療効果はEf-3/Ef-2/Ef-1 = 1/5/3.化療開始後5年生存率は全症例で60%,手術例で67%.椎体浸潤症例は大血管・気管浸潤症例に比べ有意に予後不良であった(p=0.02). 【結語】CBDCA/DOC+40 Gyの術前導入療法は認容性が高く,5年生存率60%(切除例67%)と良好な成績であった.
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