演題

SY-13-4

鏡視下経裂孔アプローチを用いたen blocな中下縦隔郭清手技

[演者] 塩崎 敦:1
[著者] 藤原 斉:1, 小西 博貴:1, 小菅 敏幸:1, 森村 玲:1, 村山 康利:1, 小松 周平:1, 栗生 宜明:1, 生駒 久視:1, 中西 正芳:1, 市川 大輔:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科

【諸言】鏡視下経裂孔的縦隔操作を用いた食道切除術175例(接合部癌18例)の治療経験を通じ,en blocな中下縦隔郭清手技を定型化した.【手術】心嚢後面の剥離を左右に広げ,下肺静脈を露出後,No112pulRLを背側に剥離.下肺静脈頭側で左右主気管支に至り,No109RL,107腹側を剥離.食道左側でNo112ao腹側を剥離.横隔膜直上で大動脈外膜を露出.頭側へ進み,固有食道動脈を切離.腹背側を剥離したNo112を膜状展開し,縦隔胸膜・左下肺静脈より切離し,No109L郭清へと連続.右縦隔胸膜を温存しつつ,食道右背側を奇静脈弓頭側まで剥離.No112pulR,109R,107を膜状展開し郭清.経裂孔的中下縦隔郭清例(接合部癌を含む65例)を開胸例(2009-10年,33例)と比較.手術時間,出血量は本法により有意に減少.中下縦隔郭清リンパ節個数は両群で差なし.呼吸器合併症は経裂孔:16.9%,開胸:30.3%で,術後在院日数は有意に短縮.【結語】精度の高い中下縦隔郭清が可能で,接合部癌においても応用できる.
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