演題

OP-203-4

肺葉切除術後の肺瘻期間と術前栄養状態に関する検討

[演者] 田嶋 公平:1
[著者] 萩原 慶:1, 塚越 律子:1, 松本 明香:1, 田中 成岳:1, 安藤 裕之:1, 森永 暢浩:1, 設楽 芳範:1, 石崎 政利:1, 茂木 晃:2, 桑野 博行:2
1:公立藤岡総合病院外科, 2:群馬大学病態総合外科

【はじめに】肺葉切除術後肺瘻期間と術前栄養状態との関連をPNI(prognostic nutritional index)を指標として検討。【対象と方法】2004年1月から2014年8月に肺葉切除術を施行した184例中、術後1日以上の肺瘻を認め、かつPNI解析が可能な43例。PNIは(10xAlb)+(0.005x末梢血リンパ球数)で求めた。【結果】患者年齢73.3±6.9歳、男性33例、女性10例。肺瘻期間は1-19日。肺瘻期間1-3日間のA群(28例)と4日以上のB群(15例)の2群で解析。Alb値はA群4.3±0.3、B群4.1±0.4 (p=0.082)と有意差なし。PNIはA群53.3±4.4、B群50.0±4.5(p=0.032)とA群が有意差をもって高値。PNIのCut off値をROC解析により51.1に設定、PNI高値群と低値群の2群で術後の肺瘻期間を検討したところ、高値群2.4±2.1日、低値群5.1±4.9日(p=0.023)と有意差を認めた。【考察】術後肺瘻期間短縮のために確実な手術手技のみならず、術前の栄養状態改善も重要な因子である可能性が示唆された。
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