演題

OP-203-2

肺実質自動縫合におけるゴールドカートリッジの有用性

[演者] 矢野 智紀:1
[著者] 森山 悟:1, 羽田 裕司:1, 奥田 勝裕:1, 立松 勉:1, 鈴木 あゆみ:1, 内田 達男:2, 山田 健:3
1:名古屋市立大学腫瘍・免疫外科, 2:愛知県がんセンター愛知病院 呼吸器外科, 3:刈谷豊田総合病院呼吸器外科

【目的】呼吸器外科手術において自動縫合器は必要不可欠な手術器具である。今回我々は肺実質の自動縫合におけるカートリッジの圧縮厚と有害事象について検討した。【方法】中部肺癌手術研究会に所属する27施設で、2009年1月からの2年間に行った呼吸器外科手術のうち、Ethicon社のEchelonTMを使用した肺実質自動縫合に関する有害事象を後ろ向きに検討した。【成績】ECは計3329回使用され、カートリッジは緑(2mm)、金(1.8mm)、青(1.5mm)の3種類が使用され、金(n=1482)が最も多く使用された。有害事象は17件で使用したカートリッジは金が1件、青で12件、緑が6件で、金で有害事象が少なかった(p=0.037)。【結論】肺実質の自動縫合においては金のカートリッジで有害事象が少なかったことは、呼吸器外科医のカートリッジの選択が適切に行われていることを示していた。また緑では処理できない厚い組織に対応できるカートリッジの必要性が示唆された。
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