演題

OP-202-3

CEACAM1発現増強による大腸癌幹細胞様特性の誘導

[演者] 山口 俊介:1
[著者] 横山 省三:1, 川井 学:1, 上野 昌樹:1, 速水 晋也:1, 廣野 誠子:1, 岡田 健一:1, 宮澤 基樹:1, 清水 敦史:1, 瀧藤 克也:1, 堀田 司:1, 松田 健司:1, 中村 公紀:1, 山上 裕機:1
1:和歌山県立医科大学第二外科

【背景】 CEACAM1(CC1)はCEA familyに属する接着分子で, さまざまな反応に関与すると考えられている。CC1の癌幹細胞への関与について検討した.【方法】CC1の発現により癌幹細胞マーカーの発現に変化するかを検討するため、大腸癌培養細胞を用いて, CC1の強制発現させ、Flow cytometryにて解析した. また, sphere formation assayにてsphere形成能を検討した。また、免疫組織化学により大腸癌、大腸癌肝転移にて手術を施行した摘出標本を対象に免疫組織化学染色を行った.【結果】Flow cytometryにおいてCC1を強制発現させた細胞株は, 癌幹細胞陽性の増加を認めた. sphere formation assayにおいてCC1を強制発現させた細胞株が有意にsphereを形成した. 免疫組織化学染色により大腸癌原発巣におい浸潤先進部のCC1発現群は発現しない群に 比べて予後不良であった.【結語】大腸癌においてCC1の発現により癌幹細胞を介して遠隔転移が誘導される可能性が示唆された.
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