演題

OP-200-5

Stage III大腸癌におけるCD133免疫組織学的発現と臨床病理学的因子の検討

[演者] 風間 伸介:1
[著者] 岸川 純子:1, 西川 武司:1, 田中‎ 敏明:1, 田中‎ 潤一郎:1, 清松 知充:1, 畑 啓介:1, 川合 一茂:1, 野澤 宏彰:1, 山口 博紀:1, 石原 聡一郎:1, 須並 英二:1, 渡邉 聡明:1
1:東京大学大腸肛門外科

【背景】大腸癌においてCD133が癌幹細胞マーカーとしての可能性が示唆され、予後や治療効果との相関が報告されてきた。【目的】Stage III大腸癌におけるCD133免疫組織学的発現と臨床病理学的因子との相関を原発巣、リンパ節転移巣別に検討した。【対象】当科で外科的根治手術が施行された大腸癌138例。【方法】抗CD133抗体を用いて免疫染色を施行。5%以上の発現を認めたものを陽性とし、臨床病理学的因子との相関を検討した。【結果】CD133陽性は、原発巣96例(69.6%)、転移リンパ節86例(62.3%)でであり、ともに陽性の症例は73例(52.9%)であった。いずれの因子とも有意な差を認めず、Overall survivalで原発巣CD133陽性群が陰性群よりも予後不良な傾向を示し(p=0.0913)、転移リンパ節CD133陽性群のほうがさらに予後不良な傾向を示した(p=0.0511)。【まとめ】CD133の発現は、原発巣よりも転移リンパ節での発現の方がより予後を反映する可能性が示唆された。
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