演題

OP-200-4

大腸癌治癒切除症例におけるリンパ節外転移、リンパ節外進展の検討

[演者] 山野 智基:1
[著者] 仙波 秀峰:2, 小林 政義:1, 吉村 美衣:1, 別府 直仁:1, 濵中 美千子:1, 塚本 潔:1, 野田 雅史:1, 松原 長秀:1, 冨田 尚裕:1
1:兵庫医科大学下部消化管外科, 2:神戸掖済会病院 病理部

我々は当院で治癒切除を行ったStage2(210例)、Stage3(216例)において壁外非連続性癌進展病巣(EX),リンパ節におけるExtracapsular extension(ECE)の臨床病理学的意義を検討した。脂肪織内脈管侵襲(LV)は64例、脂肪織内神経浸潤(PN)は7例、癌巣(ND)は52例、ECEは40例に見られた。これらが一つでも見られるものをAXとすると110例(26%)に見られた。 AX(+)はStage3aで有意に癌再発が多く(36% vs 17%, P=0.01)見られたが、stage2では癌再発に有意差が見られなかった。ECEはStage3bで3aに比べて有意に多く(P<0.0001)、LV(P<0.0001), PN(P=0.002), ND(P<0.0001)の有無とも強く相関が見られた。治癒切除症例におけるRFSに関与する因子の単変量解析ではT(P=0.004)、リンパ管侵襲(P=0.002)、血管侵襲(P<0.0001)、ECE(P<0.0001)、 PN(P=0.0046)、AX(P=0.002)が有意に再発に関与していた。多変量解析ではT(P=0.03)、ECE(P=0.001)が有意な因子として抽出された。
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