演題

OP-200-1

Stage III大腸癌におけるLaminin-5発現と術後補助化学療法抵抗性の関連

[演者] 深澤 智美:1
[著者] 神藤 英二:1, 上野 秀樹:1, 梶原 由規:1, 識名 敦:1, 久保 徹:1, 末山 貴浩:1, 阿尾 理一:1, 白石 壮宏:1, 山本 順司:1, 長谷 和生:1
1:防衛医科大学校外科

【目的】Stage III大腸癌において補助化学療法の効果とLN-5発現の関連を明らかにする。【方法】Stage III大腸癌232例を対象とし、LN-β3およびLN-γ2の免疫組織染色を施行。陽性症例内、陰性症例内でそれぞれ補助化学療法施行(AC)群と手術単独(S)群の無再発生存率(DFS)を比較した。【結果】LN-β3陰性症例ではACによりDFSが改善する傾向を認めた(P=0.096)が、LN-β3陽性症例ではAC群、S群にDFSに差を認めなかった。LN-γ2でも同様に陰性症例内ではACによりDFSが改善する傾向を認めた(P=0.073)が、陽性症例では差を認めなかった。LN-β3陰性症例内で多変量解析を行うと、補助化学療法は有意にDFSを改善する因子であった(HR=0.60, P=0.035)。LN-γ2陰性症例内での多変量解析でも補助化学療法は有意にDFSを改善する因子であった(HR=0.52, P=0.015)。【結論】Stage III大腸癌において、LN-β3およびγ2発現が補助化学療法の効果予測因子となる可能性が示唆された。
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