演題

OP-199-8

第3世代EGFR-TKI耐性獲得機序の解明

[演者] 水内 寛:1
[著者] 須田 健一:1, 佐藤 克明:1, 小林 祥久:1, 下治 正樹:1, 富沢 健二:1, 武本 智樹:1, 岩崎 拓也:1, 阪口 全宏:1, 光冨 徹哉:1
1:近畿大学外科

【目的】EGFR-TKI獲得耐性機序の半分を占めるT790Mをも阻害可能な第3世代EGFR-TKIの臨床研究が行われている。本研究では、in vitro耐性モデルを用いて、第3世代EGFR-TKI耐性獲得機序を解明する。【方法】肺癌細胞株HCC827EPR(19del+T790M)よりCNX-2006耐性株を樹立(HCC827EPR/CNXR S1/S2/S4)。各世代EGFR-TKI(erlotinib、afatinib、CNX-2006)の感受性をMTT法で確認。T790Mの有無、bypass経路のscreening、EGFR/MET/RONコピー数をdirect sequence、phospho-RTKアレイ、qPCR法で測定。【結果】S1/S2/S4はいずれのEGFR-TKIにも耐性を示した。Phospho-RTKアレイで、EGFR/HER2/HER3及びMET/RONのリン酸化を検出。S1はT790M及びMET増幅あり。S2、S4ではEGFR欠失、T790M変異消失、MET増幅あり。いずれもRONコピー数不変。【結論】第3世代EGFR-TKI耐性株ではMETコピー数増加あり。また一部の亜株でEGFR減少及びT790Mの消失を認め、EGFRへの依存性低下が考えられた。
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