演題

OP-199-4

IASLC/ATS/ERS新国際分類に基づく肺腺癌組織亜型における遺伝子変異の探索的検討

[演者] 須田 健一:1
[著者] 佐藤 克明:1, 清水 重喜:2, 坂井 和子:3, 水内 寛:1, 富沢 健二:1, 武本 智樹:1, 岩崎 拓也:1, 阪口 全宏:1, 西尾 和人:3, 光冨 徹哉:1
1:近畿大学外科, 2:兵庫医科大学分子病理, 3:近畿大学ゲノム生物学

【背景】肺腺癌を優勢組織型に基づいて分類する新国際分類が提唱されたが、各組織亜型の詳細な遺伝子異常については不明。【方法】肺腺癌切除例61名を対象。次世代シーケンサを用いて22個の癌関連遺伝子変異を解析、組織亜型との関連を検討。【結果】Papillary (P) / Acinar (A) / Solid (S) の割合は23 / 33 / 5。各組織亜型における変異の割合は、EGFR: 6(26%)/ 11(33%)/ 0(0%)、KRAS: 2(9%)/ 4(12%)/ 1(20%)、TP53: 4(17%)/ 10(30%)/ 2(40%)。その他、PでROS1(1)、STK11(2)、PIK3CA(1)、AKT(1)、SMAD4(1)、BRAF(1)、CTNNB1(1)、AでERBB2(2)、ALK(1)、STK11(2)、PIK3CA(1)、FGFR3(1)、ERBB4(1)、SMAD4(1)、BRAF(1)、DDR2(1)、CTNNB(1)、FBXW7(1)、SでALK(1)、MET(1)、SMAD4(1)を同定。Driver変異を有する症例はP / A / Sにおいてそれぞれ10(43%)/ 19(58%)/ 2(40%)。【結論】各組織亜型によって遺伝子異常、特にdriver変異の頻度に差がある可能性がある。
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