演題

OP-198-7

胃癌患者の終末期における化学療法の在り方について

[演者] 高田 理:1
[著者] 谷山 祐亮:1, 井本 文博:1, 阿部 郁:1, 斎藤 正昭:1, 小櫃 保:1, 柿澤 奈緒:1, 清崎 浩一:1, 力山 敏樹:1
1:自治医科大学さいたま医療センター外科

【背景】治癒切除不能と診断された患者は化学療法を受ることが多い。化学療法導入初期は、化学療法継続は問題ないが、終末期になると全身状態は不良になり、化学療法の継続性が困難になってくる。【目的と対象】胃癌担癌状態における栄養状態と化学療法継続との関連性を検討する。対象は、治癒切除不能進行・再発胃癌10名(死亡例)。項目は、①総蛋白/アルブミン、②体重、③腸腰筋面積量、④身体能力(歩行時間)、⑤生活活動量、⑥CRP値【結果】A)体重減少が5%未満では、化学療法の継続は問題ない。B)体重減少が5%以上やBMIの低下(<20)では、身体能力や活動量に低下を認め、総蛋白/アルブミンの低下も認め、予定化学療法に支障をきたしていた。C)体重減少が20%以上では、腸腰筋面積量の変化量は大きく、化学療法は中止されていた。【考察】体重減少および腸腰筋面積量の大きな低下を伴う患者では、化学療法の継続は難しいと考えられた。
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