演題

OP-198-3

in silico analysisによるstage III胃癌での予後因子、及び効果的治療方法の検討

[演者] 佐治 攻:1
[著者] 中野 浩:1, 佐藤 工:2, 榎本 武治:1, 佐々木 奈津子:1, 松下 恒久:1, 民上 真也:1, 福永 哲:1, 大坪 毅人:1
1:聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科, 2:聖マリアンナ医科大学

Stage III胃癌の5年生存率は10-20%と低く、予後因子と効果的治療の開発が待たれる。今回我々は、臨床情報、遺伝子情報が蓄積されたデータベース(The Human Genome Atlas: TCGA)を用いたin silico analysisによりStage III胃癌で一年以内に死亡した症例(4例)と一年以上生存した症例(6例)の遺伝子発現パターンの違いを検討した。遺伝子発現はRNA sequencingデータを Ingenuity Pathway Analysis (IPA)で解析した。この解析により、一年以内に死亡した症例では、Agranulocyte Adhesion and Diapedesis 経路の亢進がみられた。また当経路の阻害は予後不良Stage III胃癌に対する効果的治療となりうる。このように、ここに示す経路を含め、Stage III胃癌の予後に関与する新規経路の解析、及び 効果的治療についての検討を報告する。
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